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内需関連株
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国内資源の乏しい日本経済は、伝統的に国家戦略としても、輸出産業中心に発展してきました。輸出産業は為替レートによる影響が大きく、円安に向えば収益が向上するものの、円高となれば稼いだ収益が一夜にして消滅するリスクもあります。
他方、日本経済にも、為替レートの影響を受けない、もしくは、輸出産業とは逆の形で受ける産業も存在します。つまり、輸入という形でのみ海外と繋がる、ないしは輸出入とは無縁の産業です。
前者の代表が大量の石油を使う電力や小売、後者の代表が陸運・建設や不動産などです。これらをまとめて、広義の「内需関連業(株)」と称し、後者を狭義の「内需関連業(株)」と称します。
尚、伝統的な景気対策は公共事業型であったこともあり、「内需関連株」は景気回復策との関連が深いともいえます。
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成行注文
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「成行注文」は、指値注文と違い、投資者が証券会社に注文を出すときに、例えば「○○食品を成行で、1,000株買って(売って)ほしい」というように、売買値段を指定しない注文です。従って、この注文は、売買を早く確実に執行したいときに利用されます。
ただし、出来高の少ない銘柄や市場価格の変動の大きいときには、意外に高い(安い)値段で売買が成立することもあります。
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ナンピン
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難平のカナ書きで、ナン(難)は損で、損を平均することです。株式売買におけるひとつの売買手法で、たとえば手持ちの株が買った値段よりも値下がりした時、その銘柄を買い増して、買い値の平均を下げることを「ナンピン買い」といいます。
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値幅制限
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大幅な需給の偏向や過当投機などによって市場価格が変動したりすると、投資者に投資判断を誤らせ、不測の損害を与えるおそれがあります。そこで、取引所では、1日の価格の変動幅を基準値段(前日の終値等)から上下一定範囲に制限しています。
これが「値幅制限」です。その制限値幅の上限まで上がることをストップ高、下限まで下がることをストップ安といいます。
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年初来高値
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年初から現在までに取引された中で最も高い値段
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年初来安値
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年初から現在までに取引された中で最も安い値段
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