オリエンタル系の最高峰。キャロン創始者にして名調香師であったエルネスト・ダルトロフの代表作の一つにして、キャロンの名を一躍世界に広めた記念碑的作品です。1911年発売。51年に日本で公開された同名(ブラック・ナルシス)映画のヒットが起因となり、日本でも瞬く間に広がっていきました。日本ではそれまで西洋の香りといえばソーピーなものが主流でしたが、この香水の登場によって、日本人は初めて新たな異国の香りを体験したといわれています。和服が非常によく似合う控えめな香調で、これもまた日本人に好まれた一因です。
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