アイスという名前ですが、清涼感があるというよりは、キリッと引き締まった威丈夫といった感じ。いかにも仕事デキます系の、オフィス使いに優れた香りです。 基調はシプレー・レザリー・ノート。トップではアルデハイド、レモン、ライムなどが清々しく香り立ち、ミドルでオレンジフラワー、ラベンダー、パチョリなどが緩やかに。
ラストはレザー、サンダルウッド、アンバーなどが香りを落ち着かせます。

基調はとことんクールなスパイシー・ウッディ。ライム、マンダリン、ベルガモットなどのシトラスが駆け抜けた後、ラム酒、ジュニパー、その他スパイスなどが織り成す、まるでラムベースのカクテルのような大人の香りが漂うミドルへ。ラストはサンダルウッド、ガイアックウッド、パチョリなどが、温もりのあるウッディ・スイートでもって頼れる男を演出。都会的なダンディズムを表現した香りです。

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キューバの首都「ハバナ」。かつてヘミングウェイも愛したこの熱帯の地は、スペイン植民地時代の名残や革命の傷跡が今も色濃い、猥雑さと穏やかさが混ざり合う魅力的な観光地です。ハバナの旧市街は世界遺産にも登録されています。 昔ロバート・レッドフォードとレナ・オリンで「ハバナ」という映画がありましたが、このアラミスの香水は、ちょうどミステリアスなレナ・オリンの雰囲気にピッタリの香り。

数少ないグランドスラム覇者にしてストロークの帝王アンドレ・アガシ。テニス界のみならず、プライベートでも何かと話題に事欠かないこのスター選手とアラミスとのコラボレートで誕生したのが、アラミス・ライフというわけです。テニスを知らない人には誰のことかさっぱり分からないと思いますが、とにかくアドリブに長けた、男気溢れる人気者です。そんなアガシをイメージした香りはシトラス・グリーン。テニスマンの爽やかさと逞しさをこれでもかと表現します。サバティーニもそうですが、どうもテニス・プレーヤーのイメージは香りと結びつきやすいのかも知れません。