ミラノのカジュアルブランド「ＤＩＥＳＥＬ」のフレグランス・ラインから１９９９年に発売されたメンズです。まとう者の潜在意識（＝ゼロ）を意識下（＝プラス）に押し上げようといったコンセプトの一品です。ちなみに今作、ボトルがレディスと全く一緒なのでご注意くださいませ。 さてこの香水の面白いところは、香りの分類を、はっきり判別できる香りと、普通の人は判別できない香りという二つに分けているところ。これをもって潜在意識と意識下を表しているのだとか。全体はややスパイシーなオリエンタル・バニリックの香りです。判別できる香りはシナモン、クローブ、アニスシード、バニラなど。判別できない香りはオレンジ、ベルガモット、カルダモン、ナツメグ、ジャスミン、バイオレット、スズラン、ローズ、パチョリ、アンバー、ヘリオトロープ、ムスクなど。

牛乳パックみたいなパッケージが面白いというか何と言うか。ホワイトカラーのボトルはメンズと全く一緒です。何となくボトルもパッケージも牛乳を思わせますが、香りもミルキーです（笑）。かなり個性的なフローラル・ミルキー・ノート。好き嫌いが分かれる香りですが、お好きな方には堪らない、手放すことができない一品となるでしょう。 アップル、ピーチ、ベルガモットなどの果実とホワイトフリージア、ホワイトリリー、ホワイトジャスミンなどの白い花々にサンダルウッド、ホワイトムスクなどが溶け合ってマイルド極まりない甘さを広げます。

メタリックカラーの牛乳パックのようなパッケージ、ホワイトカラーの牛乳瓶のようなボトル、はい、想像するとおり、ミルキーな香りです。 ミルキーなマスキュリンとはこれいかにと思われる方もおられるでしょうが、要はマイルドだってこと。 サンダルウッドのクリーミーな香りが強く漂う、ミルキー・オリエンタル・ウッディの一品です。１９９７年発売。 マンダリン、グリーンノート、ローズ、ジャスミン、ジンジャー、シナモン、サンダルウッド、ホワイトムスクなどから成ります。 非常に緩い香りですので、もしかすると女性の方が似合うかもしれません。貴方のライフシーンに、ちょっと変わったプラスのマスキュリンを与える一品です。