イッセイミヤケの2004年限定フレグランス。

ロー・ド・イッセイに続く、「ＩＳＳＥＹ ＭＩＹＡＫＥ」のセカンド・フレグランスです。今作のイメージは、「ＦＥＵ」ということで「炎」。非常にミルキーな甘さが、炎の暖かみを感じさせます。１９９８年発売。香りの基調はフローラル・スパイシー・ウッディ。ブルガリアンローズやコリアンダーがふわりと香り立つトップから、セシュアン・ペッパーやゴールデンジャパニーズ・リリーなどがクリアでゼスティに広がるミドルへ。ラストはガイアックウッドやミルキーアンバーが滑らかな甘さを表出させます。秋、冬の木漏れ日に良く似合いそうな、和やかで優しい、それでいて若々しい香りです。調香は前作に引続いてジャック・キャバリエ。火の玉をモチーフにした鮮やかな色合いのボトルはグウェニール・ニコラスのデザインです。

「ＩＳＳＥＹ ＭＩＹＡＫＥ」のフレグランス・ラインの、２００４年度夏季限定バージョンのメンズです。 「ＬＵＥＵＲ」＝「薄明かり」。夏の青い夕暮れをイメージした涼しげな香水です。 シトラス・グリーン・スパイシーのすっきりとした香りは、まさに夏の涼風といった感じです。 シトラスやリーフィーグリーンが清々しく香り立つトップから、シナモン、コリアンダー、サフランなどが刺激的なスパイス香を広げるミドルへ。 ラストはムスクが淡く香り、香りをドライダウンさせます。デイからイブニング・タイムにかけて、実に使い勝手の良い一品です。秀作のレディスと共にカップルで使うのも良いですね。ボトルデザインも秀逸です。

「ＬＵＥＵＲ」とは「薄明かり」の意味です。夏の夕暮れの薄明かりをイメージした、ロマンチックな香水。 大人気「ＩＳＳＥＹ ＭＩＹＡＫＥ」の２００４年度サマー・リミテッド・バージョンです。透明感溢れる涼しげなフローラル・フローラルの香りは、まさに夏の夕暮れと言った感じ。清楚で淑やか、浴衣に似合いそうなオススメの一品です。 トップからラストまで花の香り。カシスの葉、スズラン、バイオレット、ロータス、フリージア、シクラメン、ローズウォーター、ホワイトリリー、プレシャスウッド、オスマンサス、チュベローズ、アンバー、ムスクなどからなる、香りのオアシス。見事な完成度の秀作です。こういった香りは、品の良い日本の女性にこそ相応しい。売り切れ必至の大人気アイテムですが、ぜひとも万人の女性のお手元に置いていただきたいです。 ブルーグラデーションのボトルも、いかにも夏の清涼感を湛えた涼しげなデザインで秀逸。メンズもありますので、夏の夕暮れのひと時を、二人で粋な装いと粋な香りで過ごされてみるのも、素晴らしく魅力的ですね。