○企業法○
■6問目 回答結果■
時 間:7452秒
正解数:??問
第7問目
平成7年(95年)問題41
名板貸しによる責任(商法第23条)に関する次のア〜オの記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。
ア
商法第23条が規定する名義貸与者の責任は,商取引の安全を確保するため,外観法理又は禁反言原則に基づいて
認められた特別な責任であるから,その責任を負う者は商人に限られる。
イ
甲は乙に自己の名称を用いて約束手形を数枚振出すことを許諾したところ,乙は甲名義で営業を行い,丙が甲を営業主
と誤認して取引をした場合,甲は自己の名称を用いて営業を行うことまで許諾したのではないから,
丙に対して商法第23条による責任を負わない。
ウ
甲会社が乙に甲会社某出張所という名称を用いて営業を行うことを許諾した場合,甲会社は商法第23条の責任を負わない。
エ
商法第23条による責任が認められるためには, 名称使用の許諾は明示的になされることを要し,黙示の許諾では不十分である。
オ
商法第23条は,ある者が自己の名称の使用を他人に許諾し,取引の相手方が名義貸与者の営業主としての外観に対して
信頼する場合に,この信頼の保護を図る規定であるから,相手方が信頼する限りたとえそれが重過失によるものであっても保護される。
1.ア 2.イ 3.ウ 4.エ 5.オ
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