○平成14年度 行政書士過去問題集・教養○
■9問目 回答結果■
不正解!
正 解:5
時 間:7099秒
正解数:1問
第10問目
問題 45 次の文章の(ア)から(ク)には「既知の世界」か「未知の世界」のいずれかが入る。
「既知の世界」が入る空欄の組合せとして正しいものは、 1から5のうちどれか。
「取材」とは、この世の出来事を自分なりに知ろうとすることである。それは、(ア)を(イ)にすることだ。
あるいは「ひとつの世界」を発見することだといってもいい。
ところで、「取材」とは、ふたつの「世界」のかかわりあいである。ふたつの世界とは、取材者、すなわち自分の「世界」と、
その自分がかかわろうとしている「世界」だ。したがって取材者に第一に要求されるのは、まず自分の「世界」の確立、
つまり主体の確立でなければならない。
取材に当たっては、つねに客観的でなければならぬ、とよくいわれる。たしかに、何かの事実を調べるに際しては、
事実に即して客観的に取材しなければならないであろう。だが、それは主体を没却するということでは、けっしてない。
客観的でありうるためには、なによりもまず取材者の主体の確立、そして主体の確認が必要なのである。じっさい、主体の確立がなければ、
どうして対象をしっかり見据えることができよう。どうして(ウ)を(エ)へ変えることができよう。(オ)を持たぬ人間が、
どうして(カ)に挑戦することができようか。なぜなら、何が(キ)であるか、それを知るためには、まず(ク)の確認が必要だからである。
(出典 森本哲郎『「私」のいる文章』より)
1 (ア)−(ウ)−(エ)−(ク)
2 (ア)−(エ)−(カ)−(キ)
3 (ア)−(ウ)−(オ)−(ク)
4 (イ)−(ウ)−(カ)−(キ)
5 (イ)−(エ)−(オ)−(ク)
1
3
2
5
4
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