○平成16年度 行政書士過去問題集・教養○
■2問目 回答結果■
不正解!
正 解:2
時 間:20341秒
正解数:0問

第3問目
問題42 次の文章は、「中小企業再生支援協議会」についての説明であるが、下線部Aか
らGのうちに、漢字表記の誤っているものはいくつあるか。

 経営不振に陥った中小企業の経営再建を支援する機関です。中小企業庁の指示によって2004年3月末までに各都道府県に一つずつ設置す
ることになっています。2003年5月2日時点で32の都道府県が設置しました。多くの場合、商丁会議所が事務局になっています。
 支援活動の責任者(プロジェクトマネージャー)には元銀行員や弁護士など企業再生の経験者がA執任しています。同年2月に全国で初め
て協議会が設置された福井県では、元銀行員がプロジェクトマネージャーをB努めています。そのほかに2人の中小企業診断士がサブマ
ネージャーとして経営者からの相談にC応じています。
 経営者の話を聞きながら企業が抱えている問題点を整理します。問題がD軽徴な場合は、商工会議所や地方自治体などの中小企業支援機
関をE照会します。再生の見込みがある案件については、経営改善計画を作成します。すでに手遅れで再生の可能性がない場合は法的整理を
勧めることもあります。
 産業再生機構の中小企業版といえますが、産業再生機構のように、不振企業向け債権を金融機関から買い取るF機能はありません。
経営改善計画を作成しても、債権を持っている金融機関の合意を得られなければ、計画は実行できません。企業再生にはG迅捉さが求めら
れるだけに、支援活動の責任者からは「協議会に債権の買い取り幾能を持たせて欲しい」との声があがっています。
 手遅れになってから相談に来る中小企業経営者が多く、再生できそうな案件は経営相談件数に比べるとごくわずかです。人間と同様に
企業再生も早期発見・予防が大切です。手遅れになる前に経営者が協議会を訪れるような仕組みが必要になるでしょう。
(出典 日経手帳「今日の言葉」2003年7月号より)

1 一つ
2 二つ
3 三つ
4 四つ
5 五つ








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